「キャアアアアアアーー!!!!」


この悲鳴を聞いた途端、私の眠気は消え怒りがぷつぷつと燃え上がってきた。

最悪な目覚めだわ…。

重たい体を持ち上げ、私はドアを開け、メイドを睨んだ。


「邪魔。」


こんな簡単な一言だったのにメイド達は涙目になってビクビクしながら道を開けた。



今回のメイドも失格ね

ったく…。あの人は人を選ぶセンスがなさすぎ!


あぁ! もう!
朝からイライラする!