呉羽一族

「よし。じゃあもう始めるわよ?」

「う、うん」

ゴクリとまえは唾をのんだ。 少し肩がふるえていたけどまあ、あたりまえよね。


フウーーー。


私は1つ息を吐いた。

「今宵の古の傷よ。聖なる民に癒やしを与えよ」

暗唱を始めると、床に魔法陣がうまれた。


「彼女の傷を癒したまえ。ミナハルリ!!!」


床にあった魔法陣は一気に彼女を包み込んだ。