絶望を感じながらもタクシーでも拾おうかと考えていると、
「紗恵ちゃん、私の家泊まったら?」
「え?」
にこっと笑ったのは杏璃ちゃん。
「で、でも…」
「タクシーなんてきっと捕まらないよ?恭平の隣だし、ね?それとも、恭平のおうちでお泊まりがいい?」
杏璃ちゃんはそう言ってニヤニヤと意地悪く笑う。
か、かかかか神尾くんのおうちにお泊まり!?
無理!!!!!!!
「お邪魔、します…」
ぺこりと頭を下げると杏璃ちゃんは満足そうにはにかんだ。
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