一緒にもしもの話をしようよ

「家の事情なんて仕方ないことでしょ。その事が怖くて貴女たちに相談してるんだから、ウザいで済ましたら可哀想だよ」

え…?
誰…??

「や、山本さん…」
「結可さん、可哀想だと思わないの?」
「思い…ます。」
「だったら虐めたらダメでしょ」
「すみません…」

山本…美憂…さん
美少女で、男子の憧れ

女子からすれば天敵の存在が、
私もよくは思ってない人が、

今、私の事を助けてくれてるんだ


「あ…結可…さん」
「え!!?結可!!?話きいてた!!?」
山本さんが廊下に出てきて私の名前を言ったら彼女たちも慌てて出てきた

「なに、か…は、な…してた…の?」
「結可さん?…大丈夫!?」
私の事を見て、駆け寄ってきた
「だいっ…じょ、う…ぶ」
「結可!!!!先生!!結可が!!!」

沢山駆け寄ってくる足の音
安否を確認する声
大丈夫だ、と言ってくれる声

でも、それより一番安心したのは
誰よりも私の事を心配してくれた


美憂の声だった