宮間探偵事務所事件ファイル 6


「んー……カフェラテ」
「て……天ぷら、食べたい」
「……ライヘンバッハ」
「は?……は……発火」
「監禁」
「またシュウかよー続ける気ないでしょー」
「何回目のしりとりだと思ってんだよ」
「ナオは欲望ダダ漏れだし」
「お腹空いた」
「さっき飯食ったばっかじゃん……てかライヘンバッハって何?」
「スイスの地名」
「何それ初めて聞いた」
「ねーもうみんなやる気ないでしょ適当でしょ」
「だから何回目のしりとりだと思ってんだよ」


今日だけでも3回目のしりとりをシュウが終了させ、タクミが次何しようかな、と呟く。


「……あ。鴉は何で学校やめたの?」


ちょうどいい話題を思いついたのか、アツシがタバコを火をつけずにくわえ、タバコの箱を握り潰す。


「……友達を……」


特に何も考えずに口に出してしまい、そこから何と続けるべきか考える。


「……救えなかった、から」


しばらく考え、そう口にした瞬間、5人が同時に顔色を変える。