「そういう訳で泊めて下さいお願いします」 深々と頭を下げる。 再び深いため息を吐く音が聞こえた。 「一応念のために聞いておく。自分の性別に自覚は?」 「え、ルークってばあたしに何か思うところがあるの?まっさかぁ。そうなったら明日は槍でも降るの?降るね。大丈夫っしょ」 顔を上げて笑い飛ばす。ルークが何かしてきたら本当に奇跡だと思う。ルークって無欲そうだし。 「まあそうだな」 そういってさっぱり切り捨てられるのも女としてちょっと傷つくけれども、凍死よりは全然マシ。