「……『ルーク』って宮間さんの事か?所員にも……」
ぶつぶつと何かを呟きながら考え始める。
「あんたの先輩、何か知ってるかもしれない。もし何も知らなくても手がかりが見つかるかも」
「……わかった」
そう頷いた男のナビで、着いた先は駅前のメインストリートから1本外れた通りにあるバーだった。
「先輩」
中に入り、カウンターでタバコを燻らせている男に声をかける。
「ユウヤお前なぁ、どこ行って――誰?」
男――ユウヤの声に振り向いて、その後ろにいるあたしたちを見て首を傾げる。
「えっと……宮間さんの事務所の人たちです」
「あぁ!?」
ユウヤの答えに先輩が目を吊り上げて大声を上げた。

