宮間探偵事務所事件ファイル 6




「……『ルーク』って宮間さんの事か?所員にも……」


ぶつぶつと何かを呟きながら考え始める。


「あんたの先輩、何か知ってるかもしれない。もし何も知らなくても手がかりが見つかるかも」


「……わかった」


そう頷いた男のナビで、着いた先は駅前のメインストリートから1本外れた通りにあるバーだった。


「先輩」


中に入り、カウンターでタバコを燻らせている男に声をかける。


「ユウヤお前なぁ、どこ行って――誰?」


男――ユウヤの声に振り向いて、その後ろにいるあたしたちを見て首を傾げる。


「えっと……宮間さんの事務所の人たちです」


「あぁ!?」


ユウヤの答えに先輩が目を吊り上げて大声を上げた。