日曜日は定休日だったため、明けて月曜日。学校が終わったあと直接事務所へ行く。
ドアを開けると、莉央さん、学、潤佳ちゃんが、ぱっと顔を上げてこちらを見た。
「あ……瑠稀ちゃん……」
学がどこかがっかりしたように言う。
「え……どしたの?てかルークは?」
事務所内を見渡し、所長の姿が見えないことに首を傾げる。
「いない」
潤佳ちゃんがあたしの疑問に答える。
「え?どういう事?」
鞄を下ろし、定位置のソファーに座ったところで、莉央さんが口を開く。
「いつもは、朝出勤すればドアの鍵は開いてるんだ。だけど、今日は開いてなかった」

