「何か用ですか?」
「えーと……少し、お茶しない?」
訊ねると、少し言い淀みながら、自分が出て来た店を指差す。
「何で?」
ルークはこの人のことあんまり好いてる感じじゃなかったし、あたしもタマゴ買わなきゃいけないし、付き合ってやる義理ないよね。
「いや、えっと……宮間の過去、知ってる風じゃないし……知りたくない?」
「本人に聞くからいい。じゃ」
そう言って踵を返す。
「いやいやいやいや!待って!!」
「何?」
「俺が話したいんだけど、それじゃダメ?」
「知らん」
「悪魔か!」
「もっと知らん」
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