「森が学校を相手に裁判起こすと言ったからな」
「日記を詳細につけていたらしいし、いいやつ紹介したから余裕よ。限界まで搾り取れって言ってあるわ。……ま、それだけじゃなくて、日本をまた離れる事にしたから挨拶をと思っ……て、って潤佳!?髪切ったの!?Looks good on you! So cute!!(似合ってるわ!超かわいい!!)」
ルークから視線を潤佳ちゃんに向けた女性−−透さんが潤佳ちゃんに駆け寄って頬ずりをする。
「ふぐ……透姉……」
潤佳ちゃんを愛でる事に満足したのか、顔をあげると今度はあたしと目が合う。
そして目を見開き、両手を握られて早口で何かをまくし立てられる。
「Wow! Karasu’s lover!? Nice to meet you! I’m Toru. Karasu’s cousin! First, try to exchange contact!(鴉の彼女!?初めまして!私は透。鴉の従姉よ!まずは連絡先の交換しましょう!)」
「からすず……?なんて?」
「違うと言っているだろう携帯を出すな」
「……She stayed overnight, but isn't it a lover? Wasn’t there anything? Are you stupid? Aren’t you a man?(一晩泊めておいて恋人じゃない?何もなかったの?バカなの?男じゃないの?)」
ルークが口を挟むと透さんがルークを詰り始める。何て言ってるかは分からないけど、詰っているという事は分かる。

