「いや、まあ、もっともだとは思うんですけど、部屋に入れてから言います?」
入れてもらった人間が言う事じゃないかもしれないが言わせてもらう。
「渡辺が送って来た人間にしては段取りが悪いし、制服もうちのじゃないから逆に母さんも家に上げたんだと思うよ」
ルークが聞いていたらジト目で呆れられると容易に想像できる発言だ。
「……それで、僕は何を話したら君たちの役に立てるのかな?」
その言葉を待ってましたとテーブルに手をつく。
「あの放課後のことを詳しく教えてもらっても良いですか?」
イクヤさんは一瞬眉をひそめたが、頷いてくれた。

