眠りにつくその日まで

すると、美羽の目が光ったように見えた。



「ハルがね!のど飴持ってるよ!朝もらったんだけどちょっと良くなったんだ。」



美羽の言葉に、健太くんは「マジ?」とこちらを向く。



バチ、と目が合う。


白い所がとても綺麗なその目。長いまつげ。

私はあっという間に頬に熱が集まるのを感じた。



「春子、まだ飴ある?」



名前を呼ばれるだけで飛び立ちそうな心臓を抑えながら、


「ああああ、あるよ!!!甘いのと龍角散!!」


めちゃくちゃにどもって、私は答えた。