眠りにつくその日まで

「だいたいハルは奥手過ぎるんだよー!LINE位しないと、何も始まらないよ!」



「いいの私は!…眺めてるだけで幸せなんだから。」



チラと、また健太くんを見る。



短い髪の毛が爽やかだ。

友達と笑い合う白い歯が眩しい。



「ふーん。まぁ、ハルはそんな感じだよね。」





「何それどうゆう意味ー!」





「まんまだよ。あーあ、私も恋したいなぁー!」



美羽にはぐらかされたところで、お昼休みは終わった。








午後の授業はティッティーの現代社会だった。



咳をしながらも熱心なティッティー。




現社も、ティッティーも嫌いじゃないけど、何故かいつも眠くなってしまう。



ティッティーの風邪心配だなぁと思いながら、健太くんの後ろ頭を眺めているうちに私は眠りに落ちていた。