今日も空は青く雲一つない晴天だ。

いつものようにコンビニでサンドイッチを買い、川の草むらで一人サンドイッチをほうばっていた。
俺、黒瀬 優人(クロセ ユウト)は9月8日生まれの今年中学三年になった周りから言えば
「不良」というものなんだろう。
そもそも学校に行く気がない。だるい。
成績はじぶんで言うのもアレだけど
優秀だ。

まぁ、そんなのどうでもいい。周りからどう思われていようが俺には関係ない。

俺の1日は究極に暇でつまらない日常の中暮らしている
「何か面白い事起きねぇかなぁ。」
なんてくだらない事を言いながら俺は授業を受けに行くのではなく、面白い事を探しに行くだけのために学校へと足を進めた。

学校に着き俺はドアの前に立つ。
「ガラッ。」ドアを開けるとみんなの視線が俺に向けられた。
うるさい担任が「黒瀬遅いぞ、何してたんだ。」と言う担任の言葉を無視し、俺は機嫌悪く席に座ろうとした。
皆、俺の事怖がっているから誰一人近寄ろうとはしない。けど今日は不思議な事に俺に話しかけてくる奴が現れた。
男だったら蹴飛ばしてたかもしれないけれど、まさかの女だった。
「おはよう♪。」となかなか可愛らしい女だ。俺「…はよ。」とだけ言って席にすわった。
確か隣の席の女は、花咲 凛とか言う奴で生徒会長をやっている。
成績は優秀。学校中からもモテているらしい。
俺は、俺に珍しく話しかけてくる花咲 凛とか言う奴に興味を持った。