蓮「でもなーそしたら俺達はどこで食べるんだよ」





そーだねー




カナちゃんが座ってたら僕たちの椅子が一つ足りないじゃん-





晄「じゃ~どっかから椅子をもってこりゃいいじゃね~の」





冷斗「・・・椅子なんか空いてねぇぞ」





んー確かに周りを見ても空いてる椅子は無いみたいー・・・





どうしようかなーっとみんなで悩んでいたら
どこかで椅子がガタンとけたたましい音を立てた






なんだ、と皆で音の鳴った方を見ると
一つの女集団が一斉に立ち上がっていた






「ちょっとあんた!早くそこをどきなさいよ!皆様が困ってらっしゃるじゃない!」







そして一人の女の子がそう声を荒げたとたん、他の子達も次々に声をあげ始めた








「そうよ!あんたみたいな奴が座っていい席じゃ無いのよ!分かってるのぉ!?」






「分かってるわけないじゃないのぉ。だって監風だよぉ~?」






「そっかぁ、教えてくれる友達が居ないものねぇ~」






ギャハハハハ







え、えーーーーー?



なになになに-!?






あ、そーいうことか




僕たちが困ってるっていう理由でカナちゃんを虐めるつもり-?





もーほんと呆れたー






そんな事でカナちゃんが悲しんだりするわけないのに・・・





それでも立派なイジメだけどねー





冷斗「・・・おい」





そんな時
地を這うような低い声で冷君が凄んだ