****梨花side****




龍「おい、ちゃんとプリント解けよ」




いきなり掛かった低音ボイス




ちゃんとプリント解いてるっつーの!




半場イラッとしながら顔をあげると、目の前に居たのはさっき自己紹介していた新任の教師で




その視線は私では無く隣に座っている花に向けられていた




花「ああ、丁度よかった」




高峯先生だっけ?を見てポツリと呟いた彼女




何が丁度いいんだろ・・・




龍「あ?・・・何かわかんないとこでもあったのか?」




え、あの花が?




花に分かんないところなんて無いと思ってたんだけど




まぁそんな人間いないか・・・