「そう、それが正解」 理子はまたリュックに手を突っ込み、何かを探しているようだった。 「驚くかもしれないけどね、”17歳”の雫、よく聞いてね。あんたは今、心だけ10年後の未来に来ているの」 信じられない事実を言い終わった後、理子は私にピンク色の封筒を手渡した。 「これ、27歳の雫からの手紙だよ。読んでみて」 私は言われるがままに、未来の私からの手紙を受けとった。