帰り道はとても空いていて、20分くらいで家の近くまで戻ることができた。
「うちはもうすぐそこだから、ここで大丈夫だよ」
「分かった。気を付けてね」
シートベルトを外し、鞄を手に取り車のドアを開けようとしたとき、竜見くんが口をひらいた。
「雫ちゃんが、雪ちゃんを好きな気持ちは充分伝わったよ。でも、ほんとにこのまま結婚してもいいの?」
「……どうしてそんなことを言うの?」
「だってさ、雪ちゃんと結婚したらもう地元には住めないんだよ。ご両親や友達にも会えなくなる。……俺とだったら、ずっとここで暮らしていけるよ」
「うちはもうすぐそこだから、ここで大丈夫だよ」
「分かった。気を付けてね」
シートベルトを外し、鞄を手に取り車のドアを開けようとしたとき、竜見くんが口をひらいた。
「雫ちゃんが、雪ちゃんを好きな気持ちは充分伝わったよ。でも、ほんとにこのまま結婚してもいいの?」
「……どうしてそんなことを言うの?」
「だってさ、雪ちゃんと結婚したらもう地元には住めないんだよ。ご両親や友達にも会えなくなる。……俺とだったら、ずっとここで暮らしていけるよ」


