母「あなたは、もう用済みよ」
という残酷な言葉も貰った
父「お前には、この子のボディーガード兼執事をやってもらう」
奏「...」
父「竜、返事は」
奏「っ!...はい、わかりました。父上」
父「父上じゃない、旦那様だ。
ママは、奥様だ。いいな」
奏「はい...」
父「じゃあ部屋にもどれ、竜」
奏「失礼、しました」
俺は信じられなかった。
それから部屋に戻って泣いた
奏(こんなに今まで頑張ったのに用済み?)
その時にあまりのショックで
色々な感情を失った
それと同時に 蒼都 奏 も失った
これからは男として生きていこうと
思い、すべてのものを捨てた...
小さい頃、買ってもらった可愛い服も
ぬいぐるみも
一人称も
自分の体も男になるようにした
そのせいで女特有の症状もなく
ただただ武術に必要な
筋トレなどをし続けた
あれから大分時間がたち高校生になった