その練習が小学校に上がるまで続き
いつの間にか一人称が俺になっていて
入学した時には
完全に男として扱われた。
入学した日に「絶対にバレるなよ」と
釘を刺された
プールとかあったが
俺は、参加するなと言われた。
先生にも「お前は、水にはいるな」
とまでいわれた。
おかげでバレずに済んだが
( まぁ親の力なんだろうな )
そんな毎日が続き
小学5年生のとき
大人の大会で優勝した
体格差がありながら
圧倒的な強さで倒していった。
そのなかでも
飛び抜けてたのが剣道で
大のおとな相手に圧勝
学校でも有名になり
皆からちやほやされて嬉しかった。
そして
その才能を認められ
剣道の強豪の中学にはいった。
もちろん、部活は剣道部にはいった。
はじめのうちは
仲間がいて
「お前、強いなぁー」
とかいっていたが
時がたつにつれて
「お前とはもうやりたくない」
とか
「どうせ、俺たちのこと見下してるんだろ?」
とか全然おもってないといっても
誰も信じてくれなかった...
だから
高校は
もっと遠くにしようと決心した中3の夏
ついに俺に弟ができた。
俺は、嬉しかった!
退院したと聞いて
早速家にかえったら母上と父上と弟がいた
近づいて、触ろうとしたら...
パチンッ
奏「え...」
母「触らないでちょうだい」
そう
言われた

