なんてやりとりがあったが
4歳になると
急に親が変わった。
母「奏、ちょっといらっしゃい」
奏「ん?なぁに?ママ?」
父「奏、これからは、母上、父上と呼びなさい」
奏「え?なんで?」
母「これからは、あなたがここの跡取りになるために男にならなくては、ならないからよ」
奏「え、なんで、どうして!」
父「おまえの名前は竜(りゅう)だ」
奏「え、嘘だよね?ねぇ、嘘だよn「りゅう!言うことをきけ!」...グスッなんで!私女だよ!!」
母「なにいってるの、あなたは、男よ?さぁ、これから武術の先生が来るからしっかりやるようにね」
奏「...ぃゃ...いやだ!!」
父「りゅう、先生の言うことをしっかり聞くんだぞ。ママ、いこうか」
母「そうね。りゅう、がんばるのよ、期待してるわ」
奏「え、ちょっとまっ...
パタン
奏(どうして...
ねぇ...どうして
私なにかした?
どうしたら
前みたいに優しくしてくれる?
武術頑張ったら誉めてくれる?
優しくしてくれる?
ねぇ...パパ...ママ...)

