凍りついた少女がタイムスリップ









斎「ここだ」


『まぁ見たらわかる』


斎「折角案内をしたやったと言うのに...」


『あーはいはい、わかったわかった、ありがとうありがとう』


斎「わざとやっておるのか...」


『まぁそんなカリカリすんなって 笑笑』


斎「か、かりかり?」


『あーなんにもないでーす』


斎「...怒」


『おっちゃーん!』


八百屋「はいよ!兄ちゃん何がほしいんだい?」


『えっとなーまずは大根くださーい』


八百屋「量はどれぐらいにしやす?」


『うーん、どのくらいある?』


八百屋「えーとちょいとお待ちくだせぇ」


『はーい』



斎「竜!お前は全く!頼み方というものを知っておるのか!!」


『あーもうおっちゃんが分かったんだからいいの』


斎「だが!」


『あ、そういやーさ屯所って何人いるの?』


斎「...約80人だ」


『おぅ...まじか...』






八百屋「兄ちゃんお待たせしたねぇー」


『いいや、大丈夫ー』


八百屋「一籠四本が5個ありやすがどうします?」


『んーじゃあ四籠頂戴ー』


八百屋「よ、四籠も!?」


『うん、そうー』


八百屋「何か祭りでもやるのかい?」


『いいや?当分は日持ちするかもって思って』


八百屋「いやいや、そこまで日持ちせんよ」


『あー天日大根するから大丈夫大丈夫』


八百屋「そうかい?それならいいんだけど...」


『あ、あと!人参とじゃがいもと玉ねぎ!』


八百屋「それはここに出てる分で全部だ」


『じゃがいもと玉ねぎはあるだけ頂戴!人参は二籠!』


八百屋「そ、そんなに買って大丈夫かい?」


『大丈夫大丈夫!今度おっちゃんにも振る舞ってあるげるよ!』


八百屋「お、兄ちゃん料理出来るのかい?」


『おう、目玉飛びでるぜ』


八百屋「ははは、そりゃ楽しみだ」


『そういや、いくら?』


八百屋「あぁ、大根が五両で人参が一両でじゃがいもが二両で玉ねぎが四両でしめて十二両になりやす!」


『うーん、ちょーっとまけてくれん?三両くらい』


斎(いや、それはちょっととは言わぬだろう)


八百屋「うーん、流石にそれは出来ないねぇ」


『ね、お願いおっちゃん』


八百屋「駄目なものは駄目だ」


『んーじゃあせめて二両!』


八百屋「うーん...駄目だ!」


『えぇーんーじゃあじゃあ一両は?ね?ね?』


八百屋「うっ...だ、だめだ...」


『お願い!』





八百屋「ったくしょうがねぇなぁ一両だけまけてやる!」


『流石おっちゃん!話が分かる男ー!』


斎(ご、強引すぎる 汗)


八百屋「いやいや、それほどでも」


『じゃあ本当に今度作りに来てやるよ!』


八百屋「本当か?楽しみにしてるぜ」


『それでさちょっと困ったことにこんなに持てないんだよね...』


八百屋「だから大丈夫か聞いただろ?」


『だから、台車みたいなの貸して!』


八百屋「はぁ、ったくしょうがねぇなぁ」


『いいの?』


八百屋「あぁ、だが、条件がある!」


『お、なんだよ』


八百屋「ここを御贔屓にしてくれないか?」


『なんだよ、そんなことかよ、いいぜ』


八百屋「くーっ!兄ちゃんも話が分かるねぇ」


『まぁな♪』


八百屋「んじゃこれを使いな」


『ありがとな!本当に助かったぜ』


八百屋「いやいや、今度は台車返しにこいよ!」


『おぅ!じゃあな!』


八百屋「毎度!」