凍りついた少女がタイムスリップ





斎藤side





俺は、夜の巡察中



遠くから浪士ともう一人の声が聞こえた





(揉め事か?)







そこに近づいていくと


浪士が抜刀すると


急にもう一人が走り出した





浪士はそれを追いかけた





俺は、なぜかそのもう一人が気になり


二人を追いかけた












そして、その二人に追い付いた時


もう一人が切られそうになったから


とっさに浪士をきった。








そして、奇妙な格好をしていた

もう一人に俺は


「...貴様、何者だ」


と刀を突きつけ


声をかけた



そしてすぐに総司がきた



俺の予想通り


総司はすぐに殺そうとしたが


なぜか目の前のやつを殺してはならないと


思ったから







「こやつを連れて帰る」





そういったのだ




鳩尾を殴ればすぐに気を失い

総司とどちらが運ぶか話したが


総司が


沖「一くんがいったんだから

一くんがやりなよ」



といわれたので、俺が運んだ。





だが、こやつを運んでる時に




違和感を感じた。




(こやつ...男?なのか?


それにしては、せんが少し細い気がする...


気のせいか?)








そうこうしているうちに



新撰組屯所に着くと





沖「じゃああとよろしくねー、一くん!」


「あぁ」





俺は、総司と別れて


すぐに副長の部屋にむかった。





「副長、少しよろしいですか?」




副「おぅ、斎藤か...いいぞ」




「失礼します」



副「どうした、急...に...おい斎藤...

お前が背負ってるやつは、なんだ。

随分と妙な格好をしてるな」


「実は先ほどの巡察中に

浪士に絡まれている所を助けまして...

それで俺達のことを

知ってるような感じだったので

情報を吐かせるために

連れて帰って来ました」


副「ほぅ...知ってる...どこまで」


「すみません、よく聞くまえに気絶させてしまったのでわかりません」


副「まぁそいつが起きるまで聞けねぇからとりあえず今夜は拷問部屋に縛っとけ。

起きたら幹部全員集めて吐かせる。」


「御意」

















そして俺は、拷問部屋にいき

自分の袴を着せ

柱に縛っておいた。




(この刀!?なんでこんないいものがここに)




念のため他に刀を持ってないか確認し

刀と服を回収して

拷問部屋をでて

自室に戻り

刀を眺めてた




(こんないい刀があるなんて...磨ぎたい...)




そうして俺は

納得のいくまで刀を手入れし

満足をして俺は、眠った。











斎藤side 終わり