(いきなり、変なのに絡まれた...)





(まぁ適当にあしらうか...)









「これ実はレプリカで

記念にとっておきたいので

渡すことは出来ません

すみません、お引き取り願います」










浪士「あぁ?れぷ...りか?なにいってんだてめぇーいいから渡せ」









(??レプリカを知らないのか?)










浪士「渡さないなら殺してでも奪う」







そういって、浪士は抜刀した







(うーん、どうしよう...

とりあえずこの刀で応戦しようかな...

でも、やっぱりめんどくさいから逃げよう)









「すみません、じゃあこれで」




浪士「てめっ!待ちやがれ」






(...なんで追いかけてくんだあいつ)










(...意外とあいつ遅いな......

この調子でまくか...)













そう思って民家の間を走っていたら

どうやら道を間違えたらしく

行き止まりにあたってしまった













(ヤバいなぁー




まぁいざとなったら峰うちでやるか...)













浪士「はぁ、はぁ、ようガキやっと追い付いたぜ、さぁさっさとその刀とその奇妙な服をよこせ」












(??なんか服も増えた)













(まぁいいや...応戦しよう)






と思い


抜刀しようとしたら





浪士「うがぁー...」








バタッ











浪士が倒れた瞬間



浅葱色の羽織が見えた