凍りついた少女がタイムスリップ






二人は斎藤の部屋に向かって歩いてると









『...なぁ斎藤』


斎「ん?なんだ」


『俺はこの時代で生きていていいんだろうか...』


斎「何を言っておる、いいに決まっているだろ?」


『...俺は本来ならここにいない人だろう?』


斎「それは否定出来んな、だが、ここに来たのには何かあったからではないのか?」


『別に俺は普通に暮らしてただけなんだ...それがこんな事になるなんて...』


斎「元いた時代に戻りたいのか?」


『...俺は...』


斎「...」


『まだわからない...』


斎「わからないとは?」


『...はっきり言うとここは雑だ』


斎「ざっ雑か?」


『あぁ、だが、嫌いではない』


斎「そうか...」


『向こうは施設が綺麗だし物だって便利だ...それに...この時代みたいに常に死と隣り合わせと感じることも少ない』


斎「...そうなのか...」


『...でも』


斎「でも?」


『温かくない』

















斎「...ん?ずっと冬...と言うことか?」


『いや、違う』


斎「...ではどうゆう意味なのだ?」


『...人だ、人の温かさが違う』


斎「人の...温かさ...」


『俺はただその家の名誉の為に生きていた』


斎「名誉か...」


『そう、だから俺が怪我しようが高熱が出ようが関係なくあれやこれやの世話をしろと言う、そして大会が近くなってくると毎日のように...』