私の大好きな人

「恩人かぁ、あっそろそろチャイムなるから自分の席戻るね、先輩の所には部活のときに行こっ」

『う、うん。分かった』

その後はあっという間に過ぎた。

私がぼーっとしていたからだろう。

キーンコーンカーンコーン...
6時間目の終わりのチャイムが鳴った。

次はいよいよ部活だ、気が重く今日なん十回目のため息をつく。

「ほらーゆん部活行くよ」

ゆりに呼ばれたので重い足を頑張ってあげて体育館へ向かった。