私の大好きな人

チュンチュン

外で雀が軽やかに泣いている。

当の私はというと、予想通り全然寝れなかった。

『どうしよう』

と口に出すだけでどうすることもできない。

『はぁ~』

私は朝から大きなため息をひとつ。

『先輩にどんな顔して会えばいいんだろう。』

そんな事を考えていたら、学校に着いてしまった。