「地元でバスケしようと思って」 ハニカミながらそう言った君の表情に胸がトクンと鳴った。 違う、これは『友達として』好きなだけ。 そう自分に言い聞かせる。 でなきゃ、また君に夢中になってしまいそうで… また辛い思いをしそうで… 怖かった。