足元に転がる小石を蹴って、裸になった
花だったものをぼんやりと眺める。




きっと、あなたと私は同じね。


だってあなたと同じように、私の恋も儚く散るものだから。




でも、

それでも、あなたを想う。



だから今日も私は花占いをするの。



花占い〈END〉