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薄汚い村の隅に俺達は隠れ潜む。



ジューシーな骨つき肉や、果汁たっぷりのオレンジジュースなんていらない。


ただ、ひとかけらのパンと泥水だけでいい。


服だって、何処かの古汚いシーツの端切れでいい。




ソレさえあれば、俺達は生きていられるから。


「ずっと、一緒に生きていこう。」




そう誓ったあの夜を、俺は忘れないーー。



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