恋愛はシナリオ通りに進まない。




『誠は肌がすべすべだね。クリームとか塗ってたっけ。』

「俺は顔に物体を塗りたくるのは嫌いなもんでね。」

だって、何かねちょねちょするし…
間違えて舐めちゃったら嫌だし…



『………可愛い、本当に可愛い。』

目を細め、声を低くして呟いてる陽太は、俺の頬を撫でながら微笑む。
その様子がまるで、何かを大事そうに守ってるような、なんというか。





………ちょっと恥ずかしい。



『…顔赤いよ、誠。』

「うっ………」

ですよねー。

そりゃあ王子様(二次元)に見つめられたら、ひとたまりもねーですよ。



マジ恥ずかしすぎて顔から炎がでそう…

じゃなくて、火がでそう。