恋愛はシナリオ通りに進まない。






というわけで、陽太のことをいつも気にかけてないと、こんなめんどい形になるので、それだけは避けたい。



「…ごちそーさん。」

うん、今日のペペロンチーノは旨かった。俺の作るやつとは大違いだ。

『お粗末様でした!』

にっこりと笑う陽太の顔が、一番の癒しだな。可愛いし格好いいな…。
その顔に俺もつい顔が綻んでしまう。



『…可愛い、誠…。』

「うおっ…なんだよ。」



いきなり顔を触るなっ…(汗)





後すりすりするなっ!



「やめたまえ。」

『えー、誠可愛いから触りたいなー。』

ニコニコと答える陽太。
くそっ………そんな顔されたら許すしかないじゃないかっ………!



仕方ないのでなすがままにされてみる。








「………まだ?」

『まーだ。』



正味五分ほど触っている件について。



「…もういいか?」

『…後もうちょっと。』

なにがそんなに楽しいんですかねぇ。