なんだかんだ話して外は真っ暗、もうお別れか...


「じゃあ、そろそろお開きにしますか。」

その声で皆ぞろぞろと帰り出した。



「またねー!」

「高校で頑張ろーな!」


寂しいけど私も頑張らないとね!


もう、暗いから早く帰ろう。


「相原!」



「ん??どうしたの佐々木。」

彼は同じクラスの佐々木 圭。
野球部で高校も推薦で一番にきまっていた。

「一人?暗いから送ってくよ。」


「いいよ、そんな遠くないし!」


「ダメだろ女の子一人で。だから送ってく」


暗いのは苦手だし

「じゃあお言葉に甘えて...」