キーンコーンカンコーン

「きりーつ、れーい。」


あぁ、やっと終わった。

「あ、あれ?・・・( ゚д゚)ハッ!」

私の家から学校までバス二本ぶんで、一本目にのったあと駅のバスターミナルで二本目へといく。

なので、学校から駅前まで一本バスがあるのだ。

バスの中ではいつも、本を読むのだか、本を読みきってしまったため今日は一本暇になる。

しかも駅近くに本屋があるというのだ。

「最悪…暇だわ」
どうしようもない倦怠感におそわれた。

バスの中では小説かけないしな。

なんかストーリーでも考えるかぁ。


バスはちょうどすいていて窓側の一番後ろの席に座って外を眺めていた。

ある考えが頭の中によぎった。

ーー私がこの世にいなくてもこの世界は回りつづけるのかな?


自殺願望がある訳じゃない。だけど、


ーーあたしが世界の中心で、あたしが死ぬと・・・






世界が消える




なんて、

思ってたり

して。


っないない。ありえない。世界の偉人だって、歴史に残ってるんだから。ない。

けど・・・

...自意識過剰だよね。私が世界の中心なんて。