お嬢様の秘密ー番外編ー

「………大丈夫。」


私は辰彦の首に腕を回した。


「………ずっと会えなくて寂しかった………。」


涙が溢れていた。


撮影で海外を飛び回って家に帰っても辰彦は仕事でいなくて………


「俺もだ。テレビで見たらお前のラブシーンだぞ?しょうがないとはいえあれは………。」


何も着ていない私の背中を撫でた。


「着ていないまま抱きついてくるとは大胆になったな?」


「え?違う………そんなんじゃ………。」


抵抗なす術なく、あっという間に全て脱がされていた。


慌ててシーツを被ろうとするがその手を封じられてキスされる。


「恥ずかしいって………。」


「今更かよ。………演技してんのか、女優さん?」


「………していないわ。辰彦に翻弄されっぱなし………。」


なんでそんなに余裕そうな顔してるの?


「そうか。じゃあ子作りしようか?」






それから、私たちは1週間ほど休みだったので1日抱き合っていた。


私は疲れたけど辰彦はそうでもなかった。


でも、嫉妬してくれて、寂しいって言ってくれて心が満たされていくようだった。