「………っ!何で泣いているんですか?」


私は理央の首に手を回して抱きついた。


「………今まで一度も言ってくれなかった。」


「………お父様がはっきりした今、お父様に認めてもらいたかったのですよ。」


私を抱きしめ返してくれた。


「………どうすれば信じていただけますか?」


不安げな表情だった。


「………私から離れないで。私にもっと理央の気持ちを教えてほしい。」


「………じゃああなたに刻みますよ、私の気持ちを。」


耳に熱い吐息がかかったと思ったら耳を甘噛みされた。


「………ひゃあ………。」


変な声を出してしまったじゃない!


動揺する私をよそに制服を脱がしていく。


「………やめて恥ずかしい………。」


「今更言いますか?じゃあもっと恥ずかしいことをしましょうか。」


私をあっという間に下着姿にして抱きしめてきた。


体を撫で回されて熱があがていくようだった。


「………中途半端に脱がしたわね………。」


「お嬢様の下着はエロいから見応えがありますし。」


………そんな妖艶な笑顔で言わないで!






「………娘が犯されていくの見るのは辛いな………。」


急にそんな声が聞こえた。


パッと振り返ると椅子に座ったお父様がニヤニヤしていた。