お嬢様の秘密ー番外編ー

キャーーー!!


………この歓声は。


「来たよ。………玲央不機嫌かも。後で大変………。」


そう言いながらも顔は真っ赤になっている。


………かわいらしい


葵と玲央はお揃いの仮装でマッドサイエンティストだった。


白衣に血糊が塗られていてリアル………


「ここにいたのか………。」


たくさんの女の子を引き連れて私たちのテーブルにやってきた2人。


………女の子に睨まれてる。


「ねえねえ君たち。………邪魔。」


玲央の凍るような冷たい声にみんな引いていってくれた。


「………はあ………。笑顔を振り撒ける葵は凄いな。俺は夏菜とユリだけでいい。」


私たちに向けてくれる笑顔。


でも衣装が衣装だから……怖い。


「なんでお前ら引きつってるんだよ。」


「………お前がその衣装で怒ってるからだろうが……。」


「そういうことか………。じゃあゾンビとかにしとけばよかったか?」


「余計に怖いだろ………。馬鹿か?」


玲央の天然久しぶりに聞いたかも………


2人はあらためて私たちの方をみた。