お嬢様の秘密ー番外編ー

-夏菜side-


ん………。


眩しい光を感じてうっすら目を開けた。


今何時………?


………8時!?


寝坊じゃない!


ハッとなって起き上がってようやく今の自分の姿に気づいた。


ベッドの周りには私の服だけが散らばっている。


「………起きたのか?」


声のする方に顔を向けると朝食を用意した玲央がいた。


「………どうして起こしてくれなかったの?」


「………まずその前にお前は俺に言うことがあるだろ。」


まだ怒っている様子の玲央。


布団に入って私を抱きしめた。


「………ごめんなさい。でも怒らないでって言ったでしょ。」


「………そうだけど。俺もあんなに嫉妬するなんて思わなかった。」


私の肩に顔を埋めて拗ねている。


心が狭くてごめんな、と謝られたけど………。


「嫉妬してくれて嬉しい。だけど加減はしてね?」


ふふっと笑うと「ほう」といって目を細めた。


「………もう連絡してあるから。今日は俺の言うこと聞けよ?聞かなかったらベッド直行だからな。」


「………分かりました。」


そのあとは玲央に逆らえず、かなり恥ずかしいことを要求された………。


-夏菜side end-