お嬢様の秘密ー番外編ー

「じゃあ……次は夏菜だな。」


葵が夏菜にカードを差し出した。


「いくよ………。」


ゆっくりとカード引いた。


「…………当たった。」


見せてくれたカードにはジョーカーの絵柄が。


ってことは。


「………カオスじゃねえか。2人とも手加減しろよ。」


玲央が私が見えないようにそっと抱き寄せてくれた。


ゲーム………だよね。


どうして………夏菜なのに嫌な気持ちになっているの………。


玲央が葵達の方をチラッと見た後、リップ音が聞こえてきた………。






「………あいつら何で本気でやってんだよ。」


ボソッとイライラしたような声が聞こえてきた。


「………ユリ、これ食べろ。」


「何これ………チョコレート?」


「………いいから。」


イライラした玲央に要らないとは言えなくて口に入れてもらった。


なんかクラクラしてきたんだけど……。


「………ユリ。終わったらしいぞ。」


「………そう。」


なんで………また、もやもやした気持ちになった。