「でっけー門……。」


目の前の門を見てそう口を零した。

象が普通に入れるぐらいの大きさ、だ。

いや、それ以上かもしれない。

いくらなんでもでかすぎだろ!

このでかい門の横には “可笑支那学園” とでかでかと書いてある。

あぁ、ついにきてしまったのか……ここに。


「はぁ…。」


そう思うと自然とため息がでた。