その日はもう寝ることになり川の字で寝た。
「…………んー……。」
起きたらもうお昼だった。
寝すぎた?
「美里、おはよ!」
「おそよう。」
「海里、雅哉さん、おはよう。」
海里はあたしに朝御飯を用意してくれていた。
「おいしい!!」
………と、ちょうど食べ始めたころインターホンが鳴った。
「あ、私出るから。」
海里は早歩きで玄関に向かって行った。
「あ、いらっしゃい……。」
海里は知り合いなのか話し出した。
「来てるよー?
…………そんなこと良いからとっととしな。」
海里はまた戻って後ろに誰かいた。
「……………遼!?」
あたしは思わず椅子から立ち上がってしまった。
「美里、迎えに来たんだ。
帰るぞ。」
……………どこに?
「どこに帰るの………?
あたしの家でしょ?」
「ちょ、美里!」
海里が急いで止めに入る。
けどあたしはもう止まれない。
「あたし、あの家に帰るわけにはいかない。
遼が何考えて同棲をやめたか知らないけどあたしはあの家に帰らない!!」

