「なぁ、前に言った話覚えてるか?」
遼は真剣な顔をして聞いてきた。
きっと同棲の話だろう。
「…………覚えてるよぉ?
忘れるわけないよ……。」
あれからたくさん悩んだ。
海里や舞魅にも言わず一人で悩んだ。
話してしまうと自分の意見なんかなくなってしまいそうだったから。
「今日の夜、答え聞かせてほしいんだけど。」
「うん。もう答えでたから……。」
「ちょっとぉ、そこラブラブしなぁーい!!」
海里が雅弥に抱きつきながら絡んできた。
……………もしかして、
「一輝さん!!
海里にお酒飲ませたでしょぉ!?」
海里、少し顔赤いし片手にグラス持ってる。
「あぁ?
海里、勝手に飲んでんぞ。」
「いやぁ………
あたしの海里がぁ!!
雅弥さん、どうにかしてくださいよぉ!!」
雅弥さんを見ると………
「こんな海里もよくね?
…………可愛いし。」
バカップル!!
海里は雅弥さんに抱きついたまま眠ってしまった。
海里、あんまりお酒飲まなかったのにな………。
最近飲むようになったんだよね。
少し、心配になっちゃう。
「俺、教師なのに………。」
遼は隣でため息をはく。
「まぁまぁ。
南樹先生、良いでしょ?」
「仕方ねぇなぁ。
遠藤が起きたら気を付けるように言わないとな。」
「だねっ!!」

