そんな蒼ちゃんから逃げ出したくてそう言ったのに、絢華ママはさらに追い討ちをかけるような言葉を口にした。
「じゃあ、蒼太送っていってあげなさい」
「え」
一瞬何を言ったのかわからなかった。でもすぐにその言葉の意味に気づいて、
「いい! 一人で帰れるからっ!」
「えっ」
あたしの言葉にそう声を漏らしたのは絢華ママだけだったけれど、圭ちゃん以外はみんな目を見開きながらあたしの方を見てきて。
今までのあたしなら『わぁーい!』と言いながら蒼ちゃんに送ってもらっていた。
ていうか、自分から蒼ちゃんに送ってもらえるようにお願いしていた。
なのに、こんなことを言ったらおかしいと思うのは当たり前のことで。
「……」
だから、こんな風に一気に視線を集めた状況でなんと言えばいいのかわからない。
「じゃあ、蒼太送っていってあげなさい」
「え」
一瞬何を言ったのかわからなかった。でもすぐにその言葉の意味に気づいて、
「いい! 一人で帰れるからっ!」
「えっ」
あたしの言葉にそう声を漏らしたのは絢華ママだけだったけれど、圭ちゃん以外はみんな目を見開きながらあたしの方を見てきて。
今までのあたしなら『わぁーい!』と言いながら蒼ちゃんに送ってもらっていた。
ていうか、自分から蒼ちゃんに送ってもらえるようにお願いしていた。
なのに、こんなことを言ったらおかしいと思うのは当たり前のことで。
「……」
だから、こんな風に一気に視線を集めた状況でなんと言えばいいのかわからない。


