愛してるって言って

舜パパとは圭ちゃんのパパで、凄く優しくて、背が高くて、カッコイイの。


パパといい勝負かもしれない。


なんて思っていると、圭ちゃんがようやくたどり着いたリビングのドアを開けたけれど、



「はあ!?」



それと同時に大きな声を出した圭ちゃん。



「どうしたの?」



圭ちゃんの視線をたどるようにリビングを覗き込むと、



「!」



あたしは、圭ちゃんとは逆で、声にならなかった。


その上、あまりにも吃驚しすぎる光景に大きく見開かれてしまった瞳を閉じることもできなくて。



「あれ……すず?」



同じように目を見開いている蒼ちゃんもあたしの存在に驚いているようだった。


今日は週のど真ん中なのに、どうしてここにいるの?


そう思っていてもそれを口に出すことができなくて。