愛してるって言って

いやでも、こうやってすずの方からキスされてすっげー嬉しかったんだけど。


そんなことを考えながらもう一度すずの顔を見ると、



「は?」



なぜか瞳には涙が溜まっていて。



「何で泣いてんだよ」


「だってぇ……」


「ん?」


「寂しいんだもん」



すがるような瞳がまた俺を煽ってくる。


あー、だからそういうのマジでヤバいんだって。


じわりじわりと熱くなってきた身体を必死で鎮めながら、すずの髪をくしゃくしゃと撫でる。



「また明日会えるだろ?」


「……うん」


「それまで我慢な」


「……」


「すず?」


「……うん」



目一杯眉を下げながらそう言いながら頷いたすずは、俺の服を掴んでいた手を離した。