愛してるって言って

「ま、まだっ、話、終わってないでしょ!?」



はあはあ、と息を切らしながらそう言うすずも可愛いなぁと瞳を細める。



「なんでっ、笑うの!?」


「いや、可愛いなと思って」


「なっ!」



さらに頬を真っ赤に染めたすず。


もう本当に無理だって。こんな反応をされたら、自分を抑えられる自信がないっつうの。



「話はまた今度な」


「えぇっ!?」


「だってほら、あと十分しかないし」



いつの間にか紗羽さんから言われていた10時が迫ってきていて。


それを理由に帰ることにした。


だってこのまま一緒にいたら、俺、自分を抑えきれなくて突っ走ってしまいそうだし。


時間が迫ってきていて本当によかった、と心からほっとした。