愛してるって言って

そのまま引き寄せられるようにその距離を詰めていく。


こぼれそうでこぼれない目尻に溜まった雫に唇を寄せてちゅうっと吸い付くと、すずの身体がぴくんっと跳ねる。



「そ、蒼ちゃん!?」



その反応に俺の身体はずくんっと音をたてて一気に熱くなった。


いまだに瞳を潤ませて頬を真っ赤に染めているすずを見ていると、熱くなってきた気持ちを抑えきれず、そのまま押し付けるように唇を重ねた。


そんな俺の行動が予想外だったのか、すずの瞳は大きく見開いていて。


その表情がまた可愛くて、さらに離せなくなってしまう。


けれど、そんな俺にブレーキをかけたのはどんどんと俺の胸を叩いてくるすずの華奢な手で。



「ん?」



名残惜しくてちゅうっと唇に吸い付いてから離れる。