愛してるって言って

嬉しすぎる蒼ちゃんの言葉に、涙が出そうになる。


それをぐっと堪えながら、蒼ちゃんを見上げる。



「これがなくても、あたしはずっと蒼ちゃんのものだよ」


「ん、すずならそう言うと思ってた」



蒼ちゃんは笑いながらそう言って、あたしの髪をくしゃくしゃと撫でる。


その仕草に胸がきゅっと鳴る。



「けど、これはすずにあげたものだから持ってて」


「うん、ありがとう。ずっとずっと大切にするね」



トップについているハートを指で触っていると、心がじーんと熱くなる。


あたし、ほんとにほんとに蒼ちゃんのものになれたんだ。


そうしみじみと感じて、物凄く幸せな気分になってきた。