愛してるって言って

そのまま蒼ちゃんのその表情を見ていられなくて、すっと視線をそらす。


そんなあたしに、蒼ちゃんはふっと笑いながら口を開いた。



「すずは、ネックレスを贈る意味って知ってる?」


「意味?」



ネックレスを贈ることに意味があるなんて全然知らなくて。


けれど、蒼ちゃんはどんな想いで贈ってくれたのか気になってしまう。


またちらりと蒼ちゃんに視線を向けて、ぼそぼそと呟くように訊いてみる。



「どんな意味があるの?」


「自分の所有物としての印なんだって」


「え」


「まあ、俺はそんなつもりで贈るわけじゃないけど、それでもずっとすずが俺のものであればいいなと思ってる」