愛してるって言って

何が起こるのかわからなかったけれど、とりあえず蒼ちゃんが言うように目を閉じる。


その瞬間、全身が心臓になったように身体中にどきどきが駆け巡る。



「蒼ちゃん」



あまりにもどきどきが大きすぎて、無意識に呟いた声が少し震えていることに気づく。


けれど蒼ちゃんは何も言ってくれなくて。


何かごそごそとやっている音だけが耳に届いてくる。


いつまでも何もないことにだんだん不安になってきたところで、突然、



「ひゃっ」



首筋に冷たい感触が走った。



「はい、いいよ」



蒼ちゃんの声にゆっくりと瞼を上げて、そのまま胸元へ視線を移す。



「蒼ちゃん!」


「ん?」



そこにはキラキラ光るハート型の石がトップについているネックレスがあって。